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【経緯】
  1. 2016年2月2日 DMMゲームにて政剣マニフェスティアをリリース
    かなりの人気を集めランキング上位に何度も顔を出す
  2. 2020年6月10日 公式ツイッターにて7月10日付けでのサービス終了を告知
  3. 同じタイミングでSteam版のリリースを検討していることをつぶやきアンケート実施
  4. 圧倒的にプレイしたい人が多い結果となりクラウドファンディングの実施決定
  5. 7月10日サービス終了と同日にクラウドファンディングの開始(目標額1000万)
  6. わずか2時間で目標の1000万に到達しSteam版のリリースが決定
  7. その後も支援は伸び続け、7月13日6時時点で1700万突破
【関連サイト】
政権マニフェスティアクラウドファンディングページ

DMMゲームで人気のあった同作だが、
今回のクラウドファンディングはDMMゲームの今後を左右する結果と言えるだろう。

【サービス終了後も遊べる可能性が出てくる】
DMMゲームで人気のあった作品は、クラウドファンディングで1000万という目標が
短期間で成立するほどユーザーの応援熱は高い。
開発資金が最初から確保できるのであれば
同じように移植を検討するメーカーは増えてくるだろう。
同様にサービス終了時にクラウドファンディングを希望するユーザー意見は、
今回の影響から今後増えると思われる。

【設定資料集やサントラなどグッズ展開がしやすい環境になる】
クラウドファンディングはゲームにとどまらずグッズ展開でも利用できる。
すなわち、赤字の心配なく設定資料集やサントラを作りやすい環境になる。
もちろん目標額に到達する必要があるので成立するかどうかはユーザー次第である。

【メーカー側のクラウドファンディングへの抵抗が減る】
今回のクラウドファンディングの成功は、
メーカー側からは見れば驚きを持って見られただろう。
短期間での1000万という高額な目標額の達成ももちろんだが、
メーカー側からはクラウドファンディングは、
金儲けに走ったと批判を受け客離れを起こしかねないと危惧する二の足を踏む企画だからだ。
さらには企業にとってのクラウドファンディングは、
メーカー自体が予算が付けられない=倒産のイメージを連想させやすくネガティブな企画だ。
しかし、今回の成功はそれらを吹き飛ばす結果になったと言える。
アンケートでのSteam版希望者は92.7%の5100票と圧倒的に支持率が高い。
(総投票数5500票でこれがアクティブユーザー数と言えるだろう)
クラウドファンディング支援者はすでに898人に達しており、希望者の18%となっている。
ファンの反応を見ても悲観的な反応はなく、メーカーを応援するコメントがほぼ全てを占める。
さらにいえば同メーカーから今後出るタイトルは、
『サービス終了後も遊べる可能性がある』というプラスのイメージを与えた結果となった。

【オフラインでもプレイしやすい内容に変わっていくかも】
今後クラウドファンディングが増えていくとすれば、
当然オフラインへ転化しやすい内容になっていく可能性はある。
そのほうがSteamなどでのダウンロード販売へ移植しやすいし予算も少なくて良い。
つまり今回の成功は、DMMゲームに留まらず、
『ブラウザゲームそのものの今後を大きく変える』可能性がある結果になったと言える。


UNITIAの復活があるとすればクラウドファンディングになるかもしれない
しかし、オフライン化しづらい内容だけに厳しいかも
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設定資料集などのグッズに関しては可能性はあるかもね!
テクロスさん検討お願いします!
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